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自社継続へ課題討議 西胆振支部5月例会 須藤、望月氏報告も

2018年06月15日

 西胆振支部は5月23日、室蘭市内で「継続」をテーマに支部5月例会を開催しました。今年度で創立100周年を迎える須藤建設の須藤正之社長(同支部副支部長)と、創立60周年を迎える望月製麺所の望月一延社長(同支部支部長)が報告しました。

 

 伊達で宮大工として創業した須藤建設は住宅建築を核に事業拡大し、現在は札幌、千葉、ニセコにも拠点を構えます。4代目となる須藤氏は「失敗を繰り返し、挑戦し続けてきたからこそ今がある」と自社の歴史を振り返りました。また、業界の職人不足や技術の承継が今後の課題とし「人材を育て次世代につなげていきたい」と語りました。

 

 望月氏が3代目社長を務める望月製麺所は道産小麦を100%使用した麺づくりにいち早く取り組み、現在では全国に商品を卸しています。また「ラーサラ三郎」や「地獄焼きそば」に代表される、オリジナル商品の開発や化学調味料不使用のラーメン店を直営するなど、時代を先取りすることで会社をPRし、顧客拡大につなげています。

 

 報告後は自社が継続するための課題をテーマにグループ討論。「経営指針を生かして社員と共に自社を継続させていきたい」「若い従業員に根気よく技術を伝えていきたい」などの声が上がっていました。