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同友会と行政が連携を 札幌支部 産業振興の取組み懇談

2018年04月15日

 札幌支部は3月5日、札幌市内で「札幌産業の振興に向けて求められる企業・行政の取組」懇談会を開催し、会員企業と札幌市経済観光局から58人が出席しました。

 

 宇佐美隆札幌支部長が「地域循環経済の担い手は中小企業。その使命を果たすため、有意義な意見交換の場に」と開会あいさつ。続いて、札幌市経済観光局の田中俊成産業振興部長が「同友会の要望で札幌市中小企業振興条例を改正し、産業振興ビジョン改定で意見交換した。今回も率直な懇談を」と期待を述べました。

 

 はじめに、同局の影山雄一産業振興部経済企画課長が、札幌市の2018年度予算案を説明。観光、産業振興、雇用分野の予算を拡充し「支援メニューガイドブック」(2018年度)を初めて作成したことなど数々の支援策を紹介し、活用を呼びかけました。

 

 続いて、今後の産業振興に向けて「観光」「食、健康福祉・医療」「環境・ものづくり」など6グループで懇談しました。

 

 討論では「キャラクターや公共交通機関を活用した観光情報発信の工夫を」「健康、おいしさ、美しさについてインバウンドへの情報発信強化を」「地域貢献度の評価や、地域連携による環境・ものづくりの推進を」「IT人材の確保・育成、大学との連携強化、行政とのプラットフォームづくりを」「女性のライフステージを考慮した雇用を」「同友会と行政がもっと連携し、経営支援の促進を」など多数の提案、要望が寄せられました。

 

 大石清司札幌支部政策委員長が「札幌市を豊かにするど真ん中にあるのが中小企業。今日の学びを企業活動に生かそう」とまとめ閉会しました。