北海道農業の未来展望 道農交 進むべき方向性や市場開拓など
2018年03月15日
北海道中小企業家同友会は2月23日、第13回全道農業関連部会交流会(道農交)in SAPPOROを札幌市内で開催しました。道内各支部の会員経営者や農業者、大阪、静岡、埼玉同友会会員ら144人が参加。北海道農業の生きる道を展望し学び合いました。
農事組合法人和郷園の木内博一代表理事(千葉)が「北海道農業の進むべき方向性~市場開拓と顧客創造~」と題して基調講演しました。
同社には千葉県香取市などの野菜農家92戸が加入し、加工や流通を手掛けています。規格外品を有効活用する加工事業、新鮮な野菜が食べられるレストラン、収穫体験ができる観光農園、野菜の残さを生かしたリサイクルなど、幅広い事業を展開しています。
続いて、講演テーマを基に22グループに分かれワールドカフェ方式で討論。木内氏への質問のほか、農業振興策や、農業での利益確保策について語り合いました。2014年から取り組んできた「農場指針プロジェクト」の報告もありました。
懇親会では、全道各支部の農業関連部会が活動報告し、交流を深めました。
次回は19年7月12、13の両日、とかち支部の設営担当で開催します。