【講演録】「ウクライナ侵攻、その背景と問題の核心」/北大大学院法学研究科公共政策大学院教授(現・東大大学院法学政治学研究科教授) 遠藤 乾 氏

日本は米国と歩調を合わせ、ロシアに対し最大級の経済制裁に踏み切りました。相手国からは敵性国家扱いとなり、リアクションは覚悟しなければなりません。暴力的な現状変更に対し、黙っていれば認めることになります。日本が曖昧な態度を取ることは倫理的にも政治的にもあり得ないと私は思います。