人こそ商品。自分を磨くことがブランドになる。

Q 大切にしている想いやビジョン

我々が常に考えること。
①我々は何をする会社で、何を販売するのか？車はメーカーが作ったもの、我々が作ったものではない。だから、十勝三菱の商品は車ではなく、本当の商品は我々自身、「人」である。
②最も大事なのは「お客様」、しかも「これからのお客様」より「いま現在のお客様」が大事である。だが、本当に大事にしてきただろうか？　このことを考え続けよう。
③車はお客様とともに生きている。呼吸をしている。
喜び哀しみを詰め込んで「モノ」から「コト」（生活、人生）」に変わっていく。我々の「仕事」のあり場所はここである。

Q 学生にアピールしたい部分

自動車業界は大きな変化（お客様の価値観、安全装置、自動運転、電動化、少子高齢化社会）の中にいる。だから面白い。
子供の頃、憧れた山の向こうの景色。それは仕事の中にもあるはず。いま居るところは居心地がいい。でも、少しだけ先の風景を見よう。いまこうやって、こうできたら、次にこうなるだろう、を考えよう。少し先の、少し上の「景色」を目標にすることが「成長」となるはずだ。山の向こうの景色に憧れよう。

Q 求める人材像

社会に出るという人生の一大事に、初任給や休みの日数でスタートを決めないでほしい。自分が成長できるかどうかを少し厳しく考えて、歩みだしてほしい。”変化、成長“は辛いことだろうか、面倒なことだろうか。人間、７０年、８０年、変化、成長しないほうがおかしいのだ。今の自分の生き方、考えに合格点をつけてしまったら、ハイ、それまで。そのままの状態で、この後何十年も過ごすことになってしまう。我々は考える。どういう環境で、どんな空気が流れ、社員がどんな人になっていくか、を。企業の空気とそこにいる社員はバランスシートに載らないが最も大事な資産だ、と。

代表取締役社長鈴木 享