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11月例会「外国人雇用の実際~南米研修生との交流会~」を開催

同友会南空知支部は、11月14日に11月例会「外国人雇用の実際~南米研修生との交流会~」を開催し、会員・ゲスト含め23名が参加しました。   外国人の雇用受け入れ拡大が焦点になっている昨今。実際に外国人雇用を経験した経営者と、働いている従業員の立場から、外国人雇用の実際についてご報告いただきました。   会員企業に勤務する日系アルゼンチン人の男性は、日本人の両親が幼い時期にアルゼンチンに移住した経緯と自身の生い立ち、アルゼンチンにおける日本人コミュニティなどについて解説。2016年に初めて北海道に研修で訪れ、その時の縁で三笠市で働けることになったと語りました。   北海道日伯協会(北海道とブラジルとの交流事業を行う団体)の会長も務める、道下産地の道下智義さんは、北海道とブラジルとの関係について説明。来年が北海道からのブラジル移住100周年にあたり、双方の交流が積極的に行われているなど、密接な関係にあることを資料を用いて解説しました。また、自身のファームレストランでブラジル人従業員を雇用していたことに触れ、「現地の料理に関する知識、技術は本物だった。が、生活や就業に関する意識の違いがあり、苦労をすることもあった。外国人を雇用するときには相手の国のことをよく知り、心構えをする必要がある」と振り返りました。   その後は、JICAの事業で今年5月から研修のために札幌に来ている5名の南米研修生をゲストに迎えて、和やかに交流会を開催。自身の国のことや日本の印象、将来の夢など、大いに語り合いました。