札幌支部・新入社員研修会/感動を与えられる社会人に
2025年05月15日

111名がマナーや働き方の基本学ぶ
札幌支部では4月2日から4日にかけて新入社員研修会を開催しました。社会人として働く上で求められるマナーを学び、新人社員の自覚と決意を固めることを目的に開かれ、3日間で延べ111名が参加。慣れないビジネススーツ姿の新入社員達が、真剣に学び合いました。
第1講は、会員経営者が「経営者からのメッセージ」として講演。1日目はどんぐりの野尻雅之社長が「世の中はヒトの感情で動いている、仕事で感動を与えることをやりがいに人生を楽しんでほしい」と語りました。
2日目は内山新聞店の内山亘理社長がグループワーク「まわしよみ新聞」を実施。新聞を切り抜き模造紙に貼り、創意工夫に富んだオリジナル紙面を作成しました。グループワークを通して新聞を読むことの重要性やチームワーク、時間調整力を磨きました。
3日目はコア・プランニング設計事務所の佐々木堅一社長が「真摯に学び続け仕事の責任を果たすこと、人の役に立つことで良い社会人になれる」と激励しました。
第2講から第4講までは事務局員が問題提起者を務め、第2講「社会人としてのマナー」では、若手事務局員が担当。「その時代、その瞬間、その社会で要求される、人間としての社会的行為のあり方」とマナーの本質を提起しました。また社内での報連相や身だしなみなど、社会人になる上での心構えについて理解を深めました。
さらに第3講「来客の応対・訪問のマナー」では、名刺交換や来客・訪問の流れを模擬練習。第4講「電話応対、ビジネスメールの基本」では社会人としての言葉遣いから、電話の受け応え、メール送信時のマナーについても実践的に学びました。
受講した新入社員からは、「外部の方とも関わるため、新聞から情報を得ることの重要性を感じた」「身だしなみなどのマナーが会社の評価や雰囲気につながるため、これからも気を付けようと思った」「初めは関われることが少ないながらも、多くを吸収して成長に生かしたい」「意識せずとも自然に社会人としての振る舞いが出来るような人になりたい」との感想が寄せられ、社会人生活の始まりに向けた意気込みが感じられる研修会となりました。