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地域と信金の歴史学ぶ 留萌地区会6月例会

2018年07月15日

 道北あさひかわ支部留萌地区会は6月5日、留萌信用金庫の塚本壽三郎理事長を講師に招いて6月例会を開催し、会員24人が参加しました。

 

 「るしんのディスクロージャー」と題した講演では、賑わいを見せていたニシン漁衰退以降、伝統あるニシン加工の技術を生かし、今日生産量日本一となったカズノコの品質向上に取り組んだ、地元水産加工会社と同金庫の歴史を振り返りました。

 

 各金融機関が日銀のマイナス金利政策で厳しい状況にある中、同信金は2期連続の増益決算で、自己資本額も129億円と高い健全性を確保していると語ります。

 

 また、経営者に対してはPL(損益計算書)と合わせてBS(貸借対照表)を見ることの重要性を説きました。

 

 併せて、2015年から次世代経営者向けに開講している「るしん未来塾」の受講生が94人に上っていることや、留萌振興局、市役所、商工会議所等と締結した包括連携協定の取り組みが報告されました。

 

 講演後は、留萌地区会の櫛井陽介幹事長から道北あさひかわ支部や留萌地区会の毎月の会員講師例会、各地から多くの企業が参加する7月浜別例会などの活動紹介があり、今後の同友会と留萌信用金庫との交流について、ざっくばらんな意見交換を行いました。