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この調査は、当会会員企業(会員数5137社)へ10月29日にアンケートを郵送し、11月7日までに回答のあった232社についてまとめたものです。また、今回「経営実態と金融動向」についてもあわせて調査いたしました。回答企業の平均資本金、平均従業員数はの通りです。
なお、速報のため回答企業数も十分ではありませんし、この種のアンケートは比較的業績の良い企業ほど早めに回答を寄せる傾向がありますのでそのことを考慮してご活用下さい。
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「年末賞与の地域別平均支給実績と支給予定」()をみると、全道平均の支給額は男性で、昨年の337,747円から331,375円へ6,372円の減少(減少率1.89%)となっています。
一方、女性は昨年の256,716円から今年の233,866円へと22,850円の減少(減少率8.9%)と、男女とも12年連続前年比減少しています(参照)。
また、地域別では、「札幌以外」の方が「札幌」より、男女とも今年の平均支給額は高くなっています。これは、黒字企業の割合が「札幌」より、「札幌以外」の方が多いためと思われます(参照)。 |
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「業種別全道平均支給予定額」()をみると、「製造業」が男性で前年比11.01%の減少、「サービス業」の男性で5.96%の減少となっており、厳しさが目立ちます。
パートタイマーの年末賞与の実態はの通りです。 |
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「今期の決算状況(見通しを含む)と資金繰り」()をみると、黒字企業は全道で41.2%にすぎず、減収減益企業が48.7%とほぼ5割に達っしています。資金繰も「苦しくなってきた」企業が29.0%と悪化が心配されます。業種別では、「建設業」(36.7%)「製造業」(30.3%)「運輸業」(30.0%)の赤字が目立ちます。「金融機関の融資姿勢」も「返済を迫られた」「借換も難しい」「新規融資に応じてくれない」を合わせて全道で17.7%に達っし、厳しくなる気配です。
回答企業は比較的業績の良いところが多いことを考慮すると、実態はもっと深刻だと思われます。中小企業と地域を元気にする内需拡大政策、利用しやすくスピーディーな金融支援策など、関係機関の万全な支援体制が望まれます。 |