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速報 2006年の初任給・賃上げはどうなるか 調査データ・資料
速報 2006年の初任給・賃上げはどうなるか 〜初任給・賃上げの腹づもりアンケート調査結果〜

 この調査結果は、当会加盟企業(会員数4,893社)の中から、地域・業種などを勘案して1,000社を任意抽出、2月下旬にアンケートを発送し、3月6日までに回答のあった358社についてまとめたものです。
 回答企業の平均資本金、平均従業員数は、第1表の通りです。この種のアンケートは、比較的業績の良いところが早めに出てくる傾向があり、速報のためサンプル数も少ないので、そのことを考慮し、ひとつの目安としてご利用下さい。

1.賃金は現状維持

 第2表の「2006年賃上げ(定昇を含む)平均額(予定)」をみると、全道平均の男性で、アップ額が1,959円、アップ率0.93%となっています。女性はアップ額1,581円、アップ率0.91%です。
 「今年の賃上げについての考え方について」の回答では、「ベースアップ、定期昇給ともに行わず、現状額を維持」(37.3%)、「定期昇給分のみ」(28.6%)「若干のベースアップを考えている」(24.6%)「ベースダウンを考えている」(6.6%)「出来る限りベースアップしたい」(2.9%)となっており、二極分化の傾向が伺われます。

2.初任給はアップの傾向

 「2006年初任給平均額(予定)」(第4表)をみると、全体として上昇の傾向を示しています。全道平均では、とりわけ「大学卒」の上昇が目立ちます。
 これは、全国的な新卒者採用の増加傾向の中で、企業の幹部候補生である「大学卒」の採用をめぐって企業間競争が激化しつつあることを示すものでしょう。

※参考

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第3表 過去10年間の賃上げ額、賃上げ率の推移(定昇含む、全道平均)当会調べ
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