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産学官金連携の展開 〜商品開発・技術開発・新市場開拓〜
 2001年に発会した産学官連携研究会HoPEでは、産学官が一堂に会して毎月例会を開催しています。道内各地の産学官連携の取組みや北海道大学や室蘭工業大学などの大学のシーズ紹介、成果報告などから学び、交流会で連携を図ってきました。
 テーマごとの研究会では事業化に向けての取組みが推進され、07年度は売れる商品づくりを研究する「マーケティング研究会」を立ち上げました。10月12日には「全国異業種グループネットワークフォーラム(INF)第8回全国大会in北海道」を開催し、より広域な連携の輪を広げました。そうした活動の結果、本年度も経済産業省「地域資源活用型研究開発事業」、中小企業庁「中小企業・ベンチャー挑戦支援事業」等の公募事業にメンバーの取組みが採択されています。

HoPE発会以来の実績(01年〜07年)
特許出願数〜112件、特許取得件数〜60件  産学官連携による共同研究開発事業〜40件
新技術等による販売実績〜20億円  新製品・新技術に対する受賞〜9件

 同友会が事務局を務め、道内の産学官金融14機関で構成する「産学官連携推進事業実行委員会(委員長;細川修専務理事)」は、地球温暖化防止に向けての先進技術や取組み事例を紹介する「胆振環境フォーラム」を2月27日に室蘭で開催。当日は道内外から200名が集い、同時開催の西胆振支部主催の環境問題を意識した技術や製品のパネル展も大きな注目を集めました。
 自動車産業の集積が続く苫小牧では、産学官金が連携し、ものづくり産業の活性化を支援しようと10月に「苫小牧地域ものづくり産業振興のための産学官金連携」が調印されました。同友会苫小牧支部をはじめ、苫小牧市、苫小牧商工会議所、室蘭工大、苫小牧高専、苫小牧信金など10機関により構成され、企業の技術開発、新製品開発、マーケティング支援、技術相談会、セミナーの開催、共同研究の支援を協働して行っていくことを確認しました。

産学官連携功労者表彰 経済産業大臣賞を受賞

HoPE北大電子研見学会

胆振環境フォーラム

苫小牧地域産学官金連携協定調印式
HoPEでの活動が自社の強みに

三晃化学(株) 代表取締役 渡辺 民嗣
企業概要:設立/1956年
資本金/2,000万円
業務内容/農林業資材 ・土木資材製造販売 ・その他産業資材



 当社は「みえない多彩なニーズにお応えするために」をキャッチコピーに、お客さまの声を聞き便利で効果的な商品づくりを常に心がけています。その製品をHoPEで出会った研究機関と連携し性能や効果を検証することにより、製品の信頼を得ています。
 同友会には自社を良くしよう、地域を良くしようという熱い思いを持った仲間との出会いと学びがあります。また産学官連携によってその思いを多くの人と共有する場があります。
 同友会で多くの仲間と学び、連携を進めていくことで北海道経済が活性化されると思います。
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